お知らせ

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【感染症流行を受けて】東日本大震災9周年の祈りの持ち方について

2020年2月29日

日本聖公会東北教区

 各教会、教役者 各位

日本聖公会東北教区         
教区主教 吉田雅人    
東日本大震災被災者支援プロジェクト
リーダー 主教 加藤博道 

 

主の御名を賛美します。
現在の新型コロナウイルス感染症流行の状況の中で、3月11日に予定しています「東日本大震災9周年記念礼拝」のことでお知らせ、ご案内いたします。
東北教区として、すべての礼拝を中止するという判断はいたしませんが、それぞれの開催教会におかれましては、最大限の配慮と柔軟性をもってご対応いただきますようお願いいたします。ある教会では記念礼拝を「中止する」ということも十分あり得ると存じます。

 

もう少し詳しく申しますと、礼拝を開催する場合でも、大人数が長時間、密度の濃い状況の中におかれることは避けて、比較的少人数で、短時間、ゆとりのある空間が用意されることが望ましいと考えます。また礼拝のために公共交通機関を利用せざるを得ない方は、人混みを避けるため、ご自宅でお祈りいただくこともお勧めいたします。その他は、先日の教区主教からの通知の通り、マスクの着用、消毒、手洗い、人との身体的接触を避けること、そして発熱はもちろん風邪気味と感じる方は、絶対無理に礼拝出席をされないで、ご自宅におられるようご配慮いただきたいと思います。
もしも教会と関係幼保園の園児、保護者等での合同の礼拝を計画されていたような場合には、ご計画を再考されることもお勧めいたします。
それぞれがご自宅でこの日に祈りの時を持たれること、あるいは聖職者(司式者)が単独で教会でお祈りされることも含めて、東北教区としてこの日に祈っていることであると理解いたします。何卒よろしくご理解とご協力をお願い申し上げます。
(自宅や個人でお祈りされる場合でも、教区で用意しました式文の一部を用いることもお勧めいたします。式文はすでにご案内の通り、東北教区ホームページよりダウンロードすることが出来ます。

 

日本聖公会各教区の皆様にも、東北教区はこのように対処することをお知らせ申し上げます。罹患した方々、不安な状況にあるすべての方々の上に、主の癒しの御力をお祈りいたします。

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