お知らせ

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新型コロナウィルス感染症拡大に伴うご注意No.2

2020年3月6日

東北教区各教会の皆様
教役者の皆様

日本聖公会東北教区主教
主教 ヨハネ 吉田雅人

 

新型コロナウイルス感染症拡大に伴うご注意 No.2


 

主にある平安をお祈りいたします。
新型コロナウイルスの感染が多くの都道府県で報告されています。東北教区の6県では、宮城県(仙台市内)にお一人の方の陽性が確認されていますが、今のところそれ以降の感染者は確認されておらず小康状態を保っているようです。
とはいえ、ご高齢の信徒の皆様が多い中、体力の低下を感じておられたり、公共交通機関の利用に際して、感染拡大の不安を感じていらっしゃる方々もおられると思います。
そこで2月21日付け「ご注意」の繰り返しになりますが、以下のことに心を留めていただけますようにお願いいたします。

 

  1. 飛沫感染や接触感染によるウイルス拡散を予防するため、マスクの着用を始めとする咳エチケットを守ること、手洗いやアルコール等による手指衛生を徹底することをお願いいたします。そのために、聖堂や会館などの入口に手指消毒用のアルコール設置をお願いいたします。
  2. 司式者・補式者・サーバーの方々は、聖餐式の始まる前に、アルコール(アルコール入りウェットテッシュ可)消毒をはじめとする入念な手洗いをお願いします。またことに司式者の方は「奉献」以降、分餐に到るまで、御聖体に触れる直前にはアルコール入りウェットテッシュ等で手指を拭われますようお願いいたします。
  3. 陪餐・分餐の方法については、各々の教会で牧師(管理牧師)と信徒が話し合ってください。
  4. 礼拝後の会食等について、一定期間は見合わせることも含めて、それぞれの教会でご相談いただければと思います。
  5. 教区としては地域差や各個教会の事情もありますので、教区一斉の礼拝中止は考えておりませんが、礼拝の執行はそれぞれの教会状況に応じて、牧師と相談の上、お決めください。なお、礼拝中止などの措置をとられる場合には、教区主教までその旨お知らせください。
  6. 信徒・教役者を問わず、体調不良(37度以上の発熱、咳、倦怠感)がある場合には、礼拝への出席はご遠慮なくお休みください。また交通機関の利用や大勢の人が集まるところに行くことへの不安をお感じなる方も、ご遠慮なさいませんように。
  7. 不安な状態はストレスを高め、結果として免疫力を低下させることにもなりかねませんので、決して無理をされずに、ご自宅で時を同じくして、祈られるのもよろしいかと思います。
    (たとえば、当日の特祷を祈り、その主日の福音書を読んで黙想するなど)
  8. ご不明な点がありましたら、教区主教までご相談ください。

 

終わりに、新型コロナウイルスによって命を失われた方々の魂の平安と、この病で苦しみと不安のさなかにおられる方々が癒されますよう、お祈りいたします。

 

在  主

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